UMATABI JOURNAL 馬と人の物語

アメリカ・ノースカロライナ州 乗馬施設

グリーンウェイランチ vol.1|藤本みどりさんと馬との出会い

公開 執筆:藤本みどり

海辺で見た乗馬の風景が、人生の転機に。グリーンウェイランチの藤本みどりさんが、初めての一鞍と馬への思いを綴る2019年の連載第1回です。施設の公式案内と紹介記事もあわせて掲載します。

A PLACE TO MEET HORSES

グリーンウェイランチ

海辺で出会った乗馬の風景から、牧場づくりにつながるまで。藤本みどりさん自身の言葉で綴られた連載です。施設の概要は別の紹介記事もあわせてお読みいただけます。

場所
米国ノースカロライナ州
公式サイトの案内
ウエスタン乗馬・ファームステイ
記事に登場する人
オーナー・藤本みどりさん

公式案内を確認しました

滞在の希望と騎乗経験を、出発前に相談

公式サイトでは、乗馬レッスンや宿泊、研修について案内しています。受付日程、滞在先、レッスンの内容と費用は、希望する滞在期間や経験を伝えて直接確認してください。

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この記事について

本文は2019年5月15日の掲載内容をもとにしています。施設・料金・経歴・募集などは当時の情報です。現在の状況は各公式案内をご確認ください。

藤本みどりさんのプロフィール(掲載時点)

執筆者 グリーンウェイランチ オーナー 藤本みどり 

掲載当時の乗馬歴は38年。ブリティッシュスタイルで乗馬を経験し、後にウェスタンライディングに転向してウエスタン馬術のレイニングを始めました。1999年に渡米。本格的なレイニングホースの調教を学びながら競技会出場の経験を重ね、2006年にノースカロライナ州 スミスフィールドにて乗馬施設、グリーンウェイランチを立ち上げました。良い馬作り、良い乗り手の育成を目標に、現在は乗馬指導と当牧場で生産した馬の調教に励んでいます。 グリーンウェイランチでは初心者をはじめ、トレーナーを目指している方や競技会に出場希望する上級者などのレッスンを含め様々なご要望にお応えしています。

海辺の風景から始まった乗馬

会社勤めをしていた当時24歳だった私は初めて乗馬を経験しました。

長い砂浜が続く海岸線を散歩していたら、気持ち良さそうに馬に乗って走っている人を見かけたのがきっかけです。それはまったく予期せぬ光景でとても感動的でした。

(すごい! あんな風に馬と一緒に走ってみたい・・・!)

見渡す限りの水平線を背に、海辺を疾走する馬と人。その姿を遠く視界から消えるまで見送った後、暫く歩くと柵で囲われた数頭の馬が見え、そこには乗馬クラブの看板が立っていました。その時が夢にまで見た乗馬を経験するチャンスでした。 

引き込まれるように入ったクラブで間近に見た馬は、馬装のために洗い場に繋がれていて、その背は私の背丈ほどもあり馬の大きさに圧倒されたのが第一印象でした。初めて触れる毛並みはビロードのようで、逞しい筋肉の大きな身体を支える肢の細さに驚きました。私を見つめる長いまつ毛の優しく澄んだ目に一目で魅了されてしまいました。

初めて体感する馬上からの景色は格別で、気分が高揚していたせいか不思議と怖さはありませんでしたが、馬場まで引馬された時は揺れが意外に大きく感じ、足をかけている鐙だけでは、バランスがうまく取れない様な気がして心細かったのを覚えています。

結局、この日たった一回の体験で私は乗馬、そしてそれ以上に馬そのものに夢中になり会社が休みのたびに乗馬クラブに通いつめるという生活を送るようになりました。 

馬との出会いが仕事につながるまで

それが今の自分の仕事に繋がるキッカケになるとは夢にも思わず・・・、人生とは不思議なものです。

仕事柄、私は多くの人が馬に惹かれるのを見てきています。馬の何が人をそんなにひきつけるのか・・・、その理由はほとんど同じなのです。

人は自分よりはるかに大きく力のある馬とコミュニケーションをとりながら、自分一人では不可能な事を一緒に行うことができるからだと思います。 

6000年もの昔、馬は人にとって食料だったと言います。時を経て人は馬を飼育する術を編み出し、労働や移動の手段として生活に活用するようになりました。馬を操作する上で馬とのコミュニケーションを可能とする道具、ハミは3000年も前に作り出されたものだそうです。 

時代と共に人と馬の関係は変化して機械が馬の役目を果たす現代、馬は使役から解放され彼らの活躍の場は乗馬や競馬の限られた世界になりましたが、今でも馬に惹かれて密接な関わりを持っている人たちがいるのは興味深いです。 

馬が本来持つ従順な性質と鋭い感覚が、人とのコミュニケーションを可能にしてきました。 馬を乗りこなすには彼らとの意思疎通は必要不可欠で、人はそのために馬の口に作用するハミを使いながら声や身体を駆使し、そして何よりお互いの感性を生かしながら相互のコミュニケーションを確立する方法を作り上げていく事になります。

BEFORE YOUR VISIT

訪問・予約前に確認したいこと

  1. 希望する過ごし方を伝える

    短い乗馬体験、継続したレッスン、牧場生活を学ぶ滞在では必要な日数や準備が変わります。どんな時間を過ごしたいか、まず相談しましょう。

  2. 騎乗経験を具体的に伝える

    経験した乗馬のスタイルや頻度、練習したいことを伝えると相談が進みやすくなります。初めての場合も、そのことを伝えて受け入れ内容を確認してください。

  3. 滞在費用の内訳を確認する

    レッスン、宿泊、食事、現地移動など、どこまで含まれるかを確認します。サイトに掲載されたプランについても、日程に合う最新の見積もりを直接確認しましょう。

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導入文・構成の見直し:

施設案内・公式リンクを確認し、紹介文と記事構成を見直しました。本文の体験談は初回掲載時の記録です。

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