乗馬ヨガ

乗馬ヨガ コラム

◼️第1回 乗馬とヨガって関係あるの?

◼️第2回 『呼吸』でつながる馬と自分 

◼️第3回 『人馬一体』はヨガの最終目的!?

◼️第4回 乗馬のためのアーサナ《ウォームアップ編》

◼️第5回 乗馬のためのヨガアーサナ《バランス感覚編①》

◼️第6回 乗馬のためのアーサナ《バランス感覚編②》

◼️第7回 乗馬のためのアーサナ《筋力強化編①》

◼️第8回 乗馬のためのアーサナ《筋力強化編②》

【乗馬とヨガの関連性】

 

ヨガには心身の緊張をほぐし、癒す効果があります。ヨガを馬上で行うことによって馬の体温を感じながら馬の呼吸に合わせて、体のバランス感覚や柔軟性を伸ばしていきます。馬上ヨガでは両手を手綱から離し、体を馬に委ねることになります。その為、2人1組で行うのが基本になります。(1人が馬に乗り、1人が引き馬をするようにします。)
手綱を持たずに馬に乗ると、前後、左右、上下に動く馬の上でバランスを取るために様々な筋肉を使うと同時に身体の随所がほぐれて柔軟になります。そして、手綱を持たないからこそ馬とつながり、より信頼関係を構築できるのもメリットです。つまり、馬とコミュニケーションを図りながら行うことでより高い癒し効果も一緒に味わうことができるということです。


 

乗馬とヨガの呼吸法

 

手綱を離すことに慣れてきたら、次は呼吸を合わせ、心身をリラックスさせていきます。乗馬を長く続けていると、どんな状況に置かれていても、馬に乗る人の心理状態は、上達するうえで非常に重要であると感じるようになります。馬はとても優しく大人しい動物ですが、臆病な側面を持ち合わせています。「乗馬をしていたらサッカーボールがとんできた」など思いがけないことも起きます。そんな時でも心を平静に保つためにも呼吸法が大切になります。突然の出来事に対し自分の体は、自分が思ったように動きません。緊張していると絶対に柔らかくはなりませんし、恐怖や不安を感じている体は絶対リラックスした、柔軟な動きを作ることはできません。乗馬で馬を制御したかったら、まずは自分を制御することから始めます。私たちが乗馬において直面している問題の大多数が、馬ではなく馬に対する自分の行動に起因している、ということを考える必要があります。自分自身を制することにより、冷静に美しく乗馬をすることができるはずです。また、リラックスした気持ちで乗馬をすると馬も同じようにリラックスして安心して騎乗者の指示を待ちます。裏を返すと、騎乗者が落ち着かず緊張していれば、それは馬にも伝わってしまいます。良くも悪くも人馬一体ということになります。


 

乗馬とヨガの姿勢

 

ヨガの姿勢は身体の特定の部位や領域に開放感をもたらし、サドルに対するバランスのとれた強い騎座に役立ちます。そして、ヨガの姿勢はバランス、柔軟性、力強さ、意識を作り出し、騎乗者のレベルにかかわらず馬との関係性を向上させ効果の高い練習となります。一見すると乗馬をする姿は気品があり、背筋がピンと伸びて美しく見えます。しかしながら、それは単純に背筋を張っている訳でもなく、しなやかさが必要になります。乗馬における身体の使い方として、ぶれない体幹としなやかな骨盤を作ります。インナーマッスルを鍛え、骨盤調整で柔軟性をアップさせることで美しい姿勢作りをします。それは、速歩、駈歩と歩様を上げていくとより効果を感じることができるはずです。そのようなことからヨガと乗馬はとても関連性が高いと言われています。


 

乗馬ヨガの基本-鷲のポーズ

 

馬旅創刊号