乗馬においてなぜ運動能力と姿勢が重要なのか

多くの方がきっと乗馬を上達しようと一生懸命努力していると思いますが、自分の姿勢と運動能力は馬のレベルと一致していますか?

 

騎乗者として、自分の運動能力がどの程度かということを理解することも重要です。騎乗の際、姿勢を保つことはとても大切です。自分自身の運動能力や姿勢が向上すると、馬の微妙な動きを感じ取り、馬の反応を知ることができます。騎乗者がバランスとリズムを保つ状態を維持できなければ、馬は良い動きをすることができないでしょう。適切な姿勢と、騎座が馬に与える影響を理解することが不可欠です。

運動能力、騎座について

 

騎座は基本的に骨盤で構成されます。骨盤には、恥骨、骨盤底、腹部、および腰部(腰下部)が含まれます。脚と腕は馬への指示として明確な役割を果たしますが、騎座、深い座りは脚と手綱の補助として同等に重要です。

 

姿勢について

 

腰痛や猫背などの問題は、大小様々ありますが現代の多くの人が抱えている問題です。そしてその問題は高齢者だけに限りません。そのため、馬に乗る前に、「姿勢」、「体幹」、「背中の健康状態」が良好であることを確認することがとても重要です。もしこれらが満足いくものでないならば、乗馬をする以前に鍛える、もしくは並行して鍛える必要があるでしょう。ほとんどのケガは、筋肉が硬すぎたり、柔軟性がなかったりするために起こります。そのため、ケガを対策するという意味でも姿勢や柔軟性を見直すことはとても大切です。

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